つい最近、先輩のご厚意で車載輪行をして遠方でロードバイクに乗るということをしました。
そのときに、車を出してくれるとのことだったのですが、車が日産のセレナ。セレナに4台も積めるんですか?なんて聞いたらどうも積めるとの。先輩には申し訳ないですが、半信半疑で当日を迎えることになりました。
先に結論を述べておくと、セレナに4台積みは可能です。ただし、あまりおすすめしないかなというのが正直なことですが、輪行用の自転車で、最悪多少のキズがついてもいいとかなら確実に積めます。というか、しっかり傷防止対策を行えば傷をつけずに輪行が可能です。
全員が輪行用の自転車で傷や扱いにそこまでこだわりがなかったために実現したのが今回の企画(?)なので積載方法を見てこれならオッケーと思うならありです。
ちなみに、私の自転車はカバーなんかはしませんでしたが、きっちり固定できていたのか、傷はつきませんでした。正直なかなか酷い積み方なので傷はつくだろうと覚悟はしてたんですがね。電車での輪行の方が間違いなく傷つきますね。
この方法はおそらくは、多少のサイズ的な制約を含むので必ず4台積めるとは限らないことを始めにお断りしておきます。
初めに、車載輪行についてですが、これはどんな車でも中々面倒というのは変わりません。特に専用器具などを用いない場合は、固定を考えるのが非常に面倒で、今回もそれは変わらずですね。
さて、気になる積み方はこんな感じでした。
先輩曰く、ホイールなんか軽いから何か挟んで積めばええやろという精神みたいですね。まあ全員輪行用のアイテムなので傷がつくのは上等みたいな感じではあるからでもありますが…
まず、全体的に座席を前に動かします。後部座席は少し窮屈なぐらいのイメージで移動させます。
積み方的には電車輪行のように前後とも車輪を外し、自転車をひっくり返しそれを交互に配置します。サドルとハンドルが当たらないように交互に積むのがスペース的にはベストです。
ですが、私の乗っているサイズは小さく、これでも少しまっすぐに入れるとそんな余裕がありません。サイズが大きいロード(具体的にどれくらいかは聞いてないです)も一台あったのですが、それはまっすぐはいらなかったので少し斜めにして入れました。
なので、大きなフレーム4台だと積載は少し厳しいかもしれません。やってみたなんていう猛者がいれば教えてください。
さて、交互にフレームを配置した後は、間に緩衝材を入れます。布でもプチプチでも段ボールでもなんでもかまいません。とりあえずフレーム同士がこすれて傷がつくのを防止します。
フレームの保護がきっちり出来たら、次はホイールの積載ですが、とりあえず可能な限り隙間に詰めます。このとき、スプロケット側で車や。自転車に傷がいかないようにホイールカバーなり、スプロケットカバーなりをつけたり、しっかり緩衝材を入れて隙間なく積載します。
それでも入りきらなかったホイールをブルーシートなど1枚かませた上に載せれば写真のような積載ができるわけです。
上に載せるホイールもなんか保護をするのがいいのでしょうが、輪行用で気にしなかった結果です。普通に同じような付き方をするならホイールバッグに入れて緩衝材を入れれば大丈夫だと思います。
責任は取りませんが、セレナに4台積めないこともないという話でした。