色々悩みに悩んで結局Oculus Quest 2を買ったという記事を以前に書きました。多くの方がしていますが、私も私なりにレビューを残しておきます。ちなみに写真はそんな写りとか気にせずざっととったものなので影とか普通に入ってます…
目次
Quest 2のフォトレビュー
私の場合はAmazonで買いました。お急ぎ便でも早く届きましたしOculus Quest2の箱にびっくりするぐらいぴったりな箱で送ってきたので相当気合が入っていると見ました。
Amazonの倉庫って全国何か所もあると思うんですが、ほぼ全部の場所にQuest2を在庫しているのかもしれませんね。実際のところは知りませんが、とりあえずAnkerのケーブルも一緒にお急ぎ便で頼んだのですが、ケーブルより1日早くQuest 2は届いたので次の日欲しいなんて方も安心かもしれません。
さてフォトレビューをしていきます。
外箱から見ていきます。最初に話しておくとFacebook的には日本というマーケットはVRを普及させるために重要な拠点という認識だそうです。
外箱はVRというニッチな需要の海外製品であるにも関わらず日本仕様に変更されていてグローバル版とは異なります。全体的にですが、外箱の段階でいかに日本というマーケットを重視してるかが見て取れます。なんせ外箱を変更するだけでも相当コストがかかるそうです。それでいて日本では安価に提供されているってすごいですね…(税込み37,180円~)。
特に裏面というキャプションを付けているものをご覧いただきたいのですが、リトルウィッチアカデミアやキズナアイといったまさに日本向けタイトルを載せているのが非常に好感が持てます。
そしてここまでやっているなら当然ながら側面の注意書きもしっかり日本語。本当にニッチな需要な海外製品か?と思うぐらい気合が入っています。本当にこの値段で売っても大丈夫なんですかFacebookさん…
後思ったこととしては結構箱が大きいです。
横に置いているのがJONSBO U4というコンパクトなATX用PCケースなのですが、これと同じぐらい高さがありあります。幅は言うほどですがちょっと大きく感じました。ただPS5とかの箱のほうがずっと大きいと思うので点灯購入で持ち帰るとかでなければ気にはならないと思います。逆に店頭で買って持って帰るのは縦長だと面倒かなという印象です。
さて次は中身を見ていきます。
箱を開けると、箱の上蓋にはQuest 2 自体が揺れないように抑えとなる突起と、解説がついていて開けたときの美しさや、わかりやすさにも配慮しているのがうかがえます。輸送中にいっぱい振り回されていると思うのですが、中の配置もきれいに整っています。見て通りコントローラーの紐もきれいに結ばれています。
ちなみに上蓋の解説を拡大するとこんな感じです。
ここには文字はほとんどなく、ジェスチャーで非常に簡単な説明が書いています。こういうあっさりした書き方は非常に海外製品らしいなと納得してしまいます。しかし、細かい私が注目したのは、②の項目です。電源を入れるところは「2s」と「2秒」の表記が。何と外箱だけでなく内側の印刷まで日本特別仕様みたいです。すごい気合の入りようですね…Facebookが本気でVR市場を狙いに来ているのを感じます。
眼鏡スペーサー レンズ使用上の注意書き 電池の絶縁シート
他の説明がついているものをざっとみるとレンズ部分のところは日本特別仕様ってわけではなさそうですが、しっかり日本語の表記があります。
それ以外の眼鏡スペーサーと電池絶縁シートは簡単なイラストのみですね。
次はQuest 2の上側に入っていた箱の中身を見ていきます。この中には以下のようなものが入っていました。
ACアダプターと充電ケーブル、クイックスタートガイドと取扱説明書です。充電器は国に合わせて変更されていると思いますが、説明書は共通っぽいです。
ちなみにこのACアダプターは5V2A仕様でした。当然レセプタクル側はType-Cです。ちなみに長さは1mです(初代Quest)。また気を付けてほしいのが、付属のType-Cはあくまで充電用でOculus Linkのためのものではありません。Oculus Linkとは?って方もいると思うのですが、Oculus LinkはPCとQuest 2をUSBケーブルでつなぐとPCVRとしても使えるというもので、このときに使うUSBケーブルではありませんということですね。あくまで充電用です。もしOculus Linkを使用する際は別途ケーブルが必要になるのでご注意ください。
※一応この付属のケーブルでもOculus Linkは使えるみたいなのですが、USB2.0接続なので表示がすごく汚いらしいです。私は試していませんので自己責任でお願いします。1mは短すぎるし普通に別のケーブルを買う方が色々幸せです。
正面 黒いちょぼはカメラです スピーカー 左側面 右側面&下部 IPD調節機構
本体についてはさんざん取り上げられていると思うのですが本体のレビューです。
正面や側面に見える黒いのはカメラで、「インサイドアウト方式」で自分の動きの情報を取得するために使うものでスマホのカメラみたいに画質が良くてどうこうできるようなものではないです。ちなみにQUest 2 内で「ガーディアン」というプレイ領域を決めることができるのですが、これをゲーム内でコントローラを使って線引きをするのですが、このときにこの外部カメラが使われていることがわかります。余談になりますが、そのときに画質とかもわかりますが白黒でかなりひどいものです。
本体左側面には充電用のType-Cのレセプタクルとイヤホンジャックがあります。初代Questは右側面にもあったそうですが、Quest 2は左に一つのみです。そして右側面には電源ボタンと、充電や電源の状況がわかるLEDインジケータがあります。下部には音量操作用のボタンがあります。
そして調べても出てきにくいことを書いておくと、本体のマイクの位置は本体下部、写真だと「左側面」と「右側面&下部」のキャプションがついた画像の下の方に、音量ボタンがある写真だと音量ボタンのすぐ横の小さな穴があるのがわかるでしょうか。これがマイクです。左側面の写真にも同じような位置に同じ小さな穴が開いています。これもマイクです。二つあるのでステレオマイクです。VRChatで使っみた感じ比較的小さなこれでしゃべっても聞こえてるみたいなので、こんな見てくれですが感度は良さそうです。
最後にIPD調整機能の部分ですが、これは人によって目と目の間の距離は違うのですがこれを調整しようっていうやつです。ちなみに3段階しか調整できないようになっていてIPDが58,63,68mmの3つの距離で調整ができます。これだと合わない人がいるんじゃないのと思われるかもしれませんが実際にそういう人もいます。Facebook曰く58~68mmの間に95%の人が当てはまるそうです。逆にこのサイズ内にIPDが収まらなければQuest 2はどうあがいてもつ使えないわけですね。
いやいや、58~68mmの間でも58,63,68の3段階のうちに入らなかったらどうするんだ!と思われるかもしれませんがこちらは実は問題ありません。これ無理やり3段階の間で止めることで細かく調整が可能です(少し手間ですが)
写真だと2と3の間で止めてますが他の場所でも止められますし、3よりのところでとめたり2よりのところで止めれるので手間こそかかりますが自由に調整できます。ゆっくりずらして止めるイメージでやるとガチャンといかず、途中で止めることができます。
最後にコントローラの方を少しだけ
コントローラは写真で見ても形の通りですとしか言えないところばかりなのでこの部分だけ紹介します。ボタンの配置はこんな風になっていて左手も同じような感じなっています。どうも前のとOculusボタンの位置が変わってると見ましたが初めて使う側だとこの位置は押しやすいと思いましたので、前のがどうとかはわかりませんがこの位置で使いやすいとだけ書き残しておきます。
あとはABボタンの左下ぐらいにうっすら円がみえますかね。ここは親指をつかわないときの置き場にするみたいです。他の人のレビューで知りました。後このコントローラーで動作的に気になったのが握ってる判定ですね。あとは中指と人差し指にもトリガーのボタンがあってこれを握れば人差し指と中指が握った判定になるのがわかるのですが、親指はボタンに親指を載せるか、アナログスティックがすこしでも反応すると握った判定になるんです。
丸いボタン自体は「押した」か「押していない」かだけしか判定していないっぽいので、このボタンの上がセンサーになっているような気がします。コントローラの上にぐるっとついているわっかにセンサーがあるならボタンに触れなくてもいいはずだと思うのですが、ボタンに触れないと判定されないのでおそらくボタンには触れてるのを判定するセンサーがあるはずです。
ただあくまで予想でしかないので、少しこのコントローラには謎があります。
さてこれでいったん本体一式のレビューはこれぐらいにして、次は一緒に買ったAnkerのケーブルの紹介をします。
Link用のAnkerのUSB3.0(3m)ケーブル
私がOculus Link用のケーブルとしてはタイトルの通りのものを選びました。これはOculus公式から案内されている製品でもありますのでとりあえずこちらを買えば間違いありません。
Amazonのリンクは以下です。
Type-A ー Tyep-CのケーブルですがC-Cのケーブルでも3.0対応であれば問題ありません。
では、見ていきます。
パッケージ表 パッケージ裏
パッケージはかなり丁寧です。好感が持てますね。ただ普通のUSBケーブルなのでQuest 2のように日本特別仕様とかでもないですし、ごくごく普通の海外製品だなって感じです。それをかんがえたらQuest 2のパッケージはすごいんだなと実感できます。
中にはケーブルと説明書と評価してねっていう紙のふたつだけが入っています。中身は非常にシンプルで箱はスカスカでした。
このケーブルでOculus Linkに使えるか検証してみたところしっかり他の人と同じように2.8Gbpsの速度がでたので速度に関しては問題ありませんでした。
このケーブルでよかったなぁって思ったのがケーブルをまとめるマジックテープがついていました。
これがまたOculus Linkを使うときにすごい便利なんですよ…このOculus Linkの話題はまた別の記事で紹介させてもらいますが、このUSBケーブルはそんなに硬すぎるってこともないですし、スピードはきっちりでるのにお値段1200円程度とお安いので非常にお勧めです。長さも3mで実際に使った感想としても文句なしです。
感想
こんなに気合の入ったハイスペックVR機を4万円以下でいいんですかFacebookさん!?というのが一番最初に思った感想です。純正Oculus Linkケーブルは高いので買う気が起きませんが代替品として案内されているAnkerのケーブルは安いし文句なしです!
合計で4万円以内でVR環境が整うので非常にお勧めです!