AmazonのセールでKIOXIAのSSDを買いました。KIOXIAは東芝メモリの社名変更後(?)の名前で実質的に東芝のSSDです。今回はこちらをせっかく購入したので、このレビューを行います。内容は写真レビューと、ベンチマーク、スペックについてとなっています。
目次
スペック
スペックは簡単に掲載しておきます。以下のようになっています。
- 読み込み最大 555MB/s
- 書き込み最大 540MB/s
- 国産BiCS FLASH搭載
- 2.5インチ & SATA III接続
こんな感じとなっています。読み書きはカタログスペック近く出るのかが見どころですが、やはり一番の特徴なのはやはり国産のチップを用いているところですね。半導体はアメリカ、台湾、韓国あたりが強いですがそれでも国産の安心感は高いですしね。
あとは普通の2.5インチだったりSATA IIIだったりとごくごく普通のスペックとなっています。
写真レビュー
パッケージ、本体、内容物について写真を含めたレビューを行います。
ここはとてもシンプルで容量、読み書きの最高速度ぐらいしか書いていません。ごちゃごちゃしているよりましです。
側面にはリサイクル用の表示とシンプルな注意書きがあります。
背面には補償についてや、サポートについて全ての日本語で記述があります。しっかり印刷されている日本専用パッケージなのもポイントが高いです。安物だったり海外のものだったりすると適当に上からシールを貼るだけだったりしますが、ここは気合が入っていますね。ちなみにシリアルナンバーなどを消していますが、その近くには「MADE IN THAILAND」の文字がありタイ製であることがわかります。国産チップなのにタイで製造してるんですね…。まあチップの良し悪しは悪くないでしょうから、私は気にしません。
ちなみにここで書いているようにBUFFALOのサポートがついています。左下を見ると左下を見ると製造元が「キオクシア株式会社」、販売元が「株式会社バッファロー」となっています。サポートの都合でバッファローが販売元になっているんですかね。
次にパッケージを開けてみます。
内容物は本体と保証書、取扱説明書の3点で、ケーブル類はありません(それが普通です)。本体はブリスターに入っているだけで緩衝材みたいなのはありませんがHDDじゃあるまいし簡単に振動で壊れるなんてことはないので大丈夫ですね。
本体はこんな感じでごくごく普通のデザインです。シンプルですね。
本体裏にはシリアルナンバーと容量の表記、各種技術適合表示があります。ここらへんも普通です。普通なのがいいと思うタイプなのでこれがいい感じです。
ちなみに今回はパソコンの蓋を開けて検証するのが面倒なのとスペック表記上速度に問題がないと判断したため、以下のUSBに変換するケーブルを用いてベンチマークを測定します。
これ使って検証していきます。
ベンチマーク
CrystalDiskMarkにて測定を行った結果が以下となります。
ご覧の通りなりました。USB3.2 Gen2ポート経由だったためボトルネックになるとしたらケーブルの方ですが、AINEXのものなので品質に問題があるとは考えにくいので、このSSDの性能がこれぐらいだということでしょう。
評価は人によって分かれるかとは思いますが、少し遅い気はします。容量によって多少速度の差がでたりもするので今回は240GBという少な目の容量も関係あると考えています。ですが、あまりシーケンシャルなファイルの読み書きはしないのでランダムもそこそこの性能は出ているのでよほど高速SSDが欲しいということでなければ及第点でしょう。
メーカー公称値には全然届いていないのが少々残念なところではありますが、まあここら辺は各社の表現の都合上仕方ないかなと思っているので私個人としてはそこまで気にしていません。
また、耐久性については不明ですが、国産BiCSメモリを採用しているとのことで期待はできると思います。
まとめ
SATA III接続でとても高速なSSDが欲しければおすすめしません。値段も他のものに比べて少し高いわりにはスピード的に見るなら微妙ですし。
ただし、国産チップを採用しているのは非常に評価できるところで耐久性については期待できると考えられるので、値段差は国産チップであることに大きな魅力を感じるのであれば十分お金をかけてもいいと思います。
極端に速度を重視しないのであれば、ブランド、国産チップなどの観点から非常におすすめできるSSDです。
以上です。