ファインウーブンケースのお手入れやってみた話

Apple 史上最悪のケースとまで言われているファインウーブンケース。実は私もひっそりと購入して使っていたのですが、汚れが目立つことに気づきました。

お手入れ前のファインウーブンケース

人間とは不思議なもので、一度気になり出したら気になって仕方ないものです。というわけで、今回はファインウーブンケースのお手入れをしたお話です。綺麗になったら嬉しいですね。結論としては、綺麗になる部分もあるが綺麗にならない部分もあるという何とも言えない結果です。

まず初めにクリーニングの方法を調べてみましょう。ほとんどのApple製品の場合調べてみるとお手入れの方法が出てきます。というわけでファインウーブンケースのお手入れについて調べると以下のページが出てきます。

-Apple official web-
https://support.apple.com/ja-jp/103258

ここに書いてある準備をまとめると、ざっくり以下のようなものを良いしてお手入れせよとのこと。

  • 糸くずのでない布 x2
  • 清潔な容器
  • 洗濯用洗剤(5ml)

こんなところのようです。糸くずのでない布というのはおそらく信者の布のことだと思うのですが、私は信者でもないので一般的に糸くずが出にくい布であるメガネ拭きを使うことにしました。また、洗濯用洗剤も変にアルカリ性などは良くない気がしたので、中性の洗剤を利用しました。

お家に転がっていたアタック抗菌EX スーパークリアと適当な容器、メガネ拭き、計量カップを用意していざ実践です。汚い机の上ですがご容赦ください。

レッツお手入れ

最初はサイトにあるように洗剤5mlと水240mlを混ぜます。これにメガネ拭きに吸わせて絞ります。

メガネ拭きで拭いていきます。

濡れると布なので色が変わります。

グリーンのケースなのもあって、汚れが分かりにくいため綺麗になっているかわかりません。とりあえず全部拭いてみます。そして、拭き終わった後のクロスはこんな感じ。

使用後のクロス

この黒いのが汚れです。思ったより汚れていますね・・・自転車屋時代の汚れでしょうか・・・

あとは乾いた別のメガネ拭きで水分を取ったらお手入れは終わりです。拭く程度では乾かないので、しばらく放置して乾かします。

で実際綺麗になったのかというと微妙です。色が色でわかりにくいのでわかりやすい部分を撮影してみると、元々はこんな感じで端の部分が黒ずんでおり、これが綺麗になったらいいなと思っていました。

橋の黒ずみ

で、お手入れした後の写真が以下のものになります。色が違うように見えますが、使っているカメラが別だったのと設定の問題なので色は全く変わっていません。

少しは綺麗になったような気がします。元々あった汚れなのか傷なのかは不明なものは特に変化した感じはしませんでした。りんごマークのヘタの上らへんになんとも言えない汚れっぽいものがありますが、写真だとわかりにくいですね。

変わらない汚れ?

一方で、明確に綺麗になった部分もあり、この真ん中らへんは黒ずみが取れており周囲に比べて綺麗になっているのがわかります。

綺麗になった部分もしっかりある

どれだけやっても綺麗にならない角の部分との違いは布が圧縮度合いだと思うので、純粋に角や端など日常的に布にダメージが入りやすい部分は汚れが取れにくいと考えられますね。汚れの質的には皮脂などだと思うので、油よごれを落としやすい、食器用洗剤などを使うともっと綺麗に落ちそうな気もしますが、へんに痛むのも嫌なのでとりあえず今回はこれくらいにしておくことにしました。

というわけで結論はある程度は綺麗になるものの、端のようなストレスにさらされやすい場所の汚れは取れない(取りにくい)という結果でした。購入やお手入れの検討の参考にどうぞ。個人的にはもしかうなら暗い色のファインウーブンケースを買うと後々のお手入れを含めて使いやすいんだろうなという感想を抱きました。他の人のレビューを見ているとトープのケースはかなり黒ずみが目立っていましたしね。

一応この信者の布ケースが悪いかというと個人的には気に入っていますし、意外だった体験も併記しておくと、以前このケースに醤油ベースのドレッシングを何滴かこぼしてしまったことがあったのですが、布を押し当てるように拭いたり吸うようにしたらシミひとつ残らず消えてくれました。場合によるとは思いますが、それなりに防汚性のあるケースだと思うのですが、これに汚れが染み付いてしまっているということはそれだけ取りにくい汚れでもあるということでしょう。

綺麗に使うにはやはり覚悟のいるケースだなと思いました。洗濯機で洗濯できるようにするとか、圧倒的に汚れの落ちる”信者の洗剤”でも販売してくれませんかね。

以上です。お読みいただきありがとうございました。

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